半分に切っても、逆さから使っても抜け毛の出ない シ−ムレス「純・本通し」方式 は断然良いです

これをわたしは以前から「純・本通し」として名前をつけて製作してきました

他の漆刷毛には本通しでも後ろ部分は毛が差し込んであったり、真ん中は「フシ」と称して使えない部分があります

この「純・本通し」にはありません。→泉清吉はここが違うんです。正真正銘の本通し

２枚のモノクロ写真は昭和４０年代の、父親八世 泉清吉の毛揃え作業（毛引きといいます）です。

こんなに長いかもじを髪毛一つかみずつ、揃えています。気の遠くなる作業です。→泉清吉はここ が違うんです

こんな手間のかかる毛揃えは泉清吉だけしか行っていません

手間が相当にかかりますからね。他店は裁断機でやっているのです

「純・本通し」を製作し続けるために仕方なく７寸丈、そして６寸丈と短くなってきました。

現在の６寸丈・シ−ムレス「純・本通し」ストレート型毛板方式の「純・本通し」は本当に貴重で高価になってしまうのです〜

泉さんの漆刷毛は高いからね−、と云われてしまうことが多いです。そのかわり逆さからだって使えますし、フシの部分もないですよ！

近年の中国産人毛の値上がりはすさまじいものがあります

原毛商 さんから「長いものは、もうダイヤモンド 状態だよ、使わない方が良いですよ〜」と云われる始末

できる限りこのシ−ムレス「純・本通し」ストレート型毛板方式を続けたいと思いますが、手持ちがなくなれば難しくなります

ガンバリますがおすすめ刷毛が出たとき、本通しは揃えておいてください〜